日本、〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客4丁目14−1
劇団 群星 公演
うちな一芝居でうとういむち
時代歌劇『悲恋デンサー節の由来』
2021年11月14日(日)
開演 午後5時 開場 午後4時
国立劇場おきなわ小劇場
TEL 098-871-3311
時代歌劇『悲恋デンサー節の由来』
作 松村宏志 演出 宮里良子
【配役】
高宮城 実人 上原ぬ主
前川守賢 カナムイ
安次嶺 正美 クヤマー
新垣勝夫 黒島の頭
安次嶺 利美 アッパー
当銘由亮 宮良里賢(与人)
新垣正弘 村頭
糸数 きよし 石戸
具志清 健 ペークー
大城 常政 コーニー
宮良康正 大工屋の主
真栄田 文子 村人
金城 光子 村人
上間朝子 村人
宮里良子 ナレーター
~あらすじ~
デンサーとは、伝指の転化したものですなわち「…である」 「…であるそうです」伝承の意味である。
上原村は西表島の 西部、在番頭や役人等の村巡視、あるいは異国船の監視、難波船の救助からも極めて重要な場所であったに違いない。
村人たちは何事もなかったかのように、くる日もくる日も 先人の教えを歌にして自己啓発に努めていた。
1768年、宮良里賢が上原与人時代に教訓歌として作詞、作曲したの がこのデンサー節である。
その物語りを沖縄芝居として舞台に載せたのが劇団群星初代座長松村宏志です。
特別出演
国指定重要無形文化財「琉球舞踊」保持者
玉城流翔節会家元 玉城節子
玉城流翔節会
玉城流敏風利美乃会
【地謡】
唄·三線 宮城武碩
笛 桶川美晴
万国津梁となる「演劇および伝統芸能事業」
【本事業について】 2021 年度は本補助金を活用して、沖縄在住の外国人(日本語学校、県内大学への留学生など)にも参加 者として演劇に出演してもらうとともに、3回の公演の有料配信を行います。 沖縄県では基本理念として、アジアを結ぶ貿易・交流の架け橋となる「万国津梁」をかかげている。 本事業で「劇団群星」は、文化面における「万国津梁」をコンセプトに、日本文化や沖縄文化の世界に 向けて発信します。これまで当団体は、沖縄芝居を世界に向けて広く周知していく活動を行っていませ んでした。この事業を通して沖縄県内の若い世代はもとより県外や海外の人に沖縄文化に関心を持って もらうよう訴求していくことが目的です。 オンライン配信は、主要顧客である高齢者が劇場に一同に集まることが厳しい状況を打破し、劇団活動 を継続するための活路としても有効で有ると思われます。また WEB を活用し県外や海外へ発信し「うち なーぐち」や「沖縄芝居の面白さ」について各地から反応を得ることで、県内の若い層に興味をもって もらい顧客や伝承の担い手を確保していきたい。そのため「うちなーぐち」に標準語や英語をつける配信する予定であります。
その他、出演を希望する外国人たちに対して、沖縄方言や歌、踊りなどの事前稽古も行うことで沖縄の 歴史や文化についてもっと知ってもらい沖縄文化の浸透を図ります。 海外の PR については、県内の国際団体等のネットワークを活用して行う予定です。 以上の取組で、沖縄が大切にしてきた伝統的な文化芸能をそのままのスタイルで残していくのではなく、 未来に亘って持続可能な文化として日々努力しています。
10月23日 (土) 午後4時
沖縄市民小劇場あしびなー
明朗時代歌劇『渡地物語』
11月14日(日) 午後5時
国立劇場おきなわ小劇場
時代歌劇『悲恋デンサー節の由来』
11月23日 (火) 午後4時
琉球新報ホール
現代人情歌劇『愛の雨傘』
【特別出演】
玉城流翔節会
玉城節子
琉球民謡協会会長
宮良 康正
劇団うない座長
中曾根律子
八重山古典民謡保存会師範
比屋根孝子
元ちゃんオフィス
前川 守賢
劇国群星紹介
1959年劇団おもと座を初代座長 松村宏志が立ち上げ、1976年~1991年0約15年間、 県内の各学校で公演し島言葉や沖縄の芸能を広める活動に尽力。後に学校公演の際、多くの子供達を星に例えて「劇団群星」に改名、その後松村宏志座長が他界し、二代目座長宮里良子が襲名し今日に至ります。 初代座長の志しを継承し、演劇界の若手育成、沖縄芝居を通して若い世代にしまくとぅばの継承普及に務めてます。2013年沖縄県指定重要無形文化財「琉球歌劇」保持者受賞。