喜屋武エイサー盆踊りの夕べ

糸満市喜屋武に来てます。
このあと喜屋武エイサーもあります。思ったより規模が大きく、ちょっとビックリ!
昼間はカタブイもありましたが夜はいい天気になりそうです。

アガー

掃除するってからにホーキ使ったら手の皮がむけた。痛い。
軽くホーキしただけなんだけど、普段どんだけ仕事というか作業系のことをしてないのかって感じですなあ…。

お届けもの

ありがちなパンフの訂正シールです。これを首里に届けて、今度は名護へ芝居講座です。
こんな場合には高速って助かりますねえ。
いつもの伊芸サービスエリアの定点撮影は時間の関係で出来なさそうです。

はごろも祭り その2

サタデーナイトライブ終了後の花火です。
しかしまあ夜はホントに人いっぱい。
花束の時もこのくらい来てくれたらなあ…。
とりあえず お疲れ様でした。

はごろも祭り

花束終わってヨイヨイそば食べに行って帰ってきたら察度王行列。
写真撮ってたらステージのスタンバイの時間なってた。

きざみ節

とりあえず、きざみ節が終わってキジムナーフェスタの出番は終了。(フェスタ自体はまだやってますよ)
二日目は進さんがさらにパワー全開でした。いやはやお陰で楽しく芝居できました。
と、一息つく間もなく、ソッコーで那覇へ移動。
しまくとぅばの日の沖縄芝居体験講座・那覇バージョン。
名護は子どもたち、那覇は一般の方が対象です。
も無事に終わって、
明日は
民謡の花束、はごろも祭り会場からのお出かけ放送です。
9月の歌劇保存会の公演のチラシ作りもしないといけないし・・・
とりあえず、はごろも用の台本は作り終えたところの現在でした・・・。
うわっ!
サンシン最高賞の受験日まで三週間だ!
もう・・・
ホントに・・・
どうなる事やら・・・。

とまりんフェスタ

昨日と今日はとまりんの横の広場、トナリンにてベトナムの水上人形劇。港のそばで日が落ちていい感じーの雰囲気の中で行われます。

とまりんフェスタ

とまりんに来てます。このあと19時から八重山芸能研究会の皆さんが出演します。
入場無料!皆さん遊びに来て下さい。

御冠船踊り 幻視

長く行かなかった場所も一度行き出すとまたよく行くようになるというものだろうか。
先週に引き続き今週も県立芸大に行ってきました。
民謡の花束のゲストに出てもらったオオタカ君が出演すると言うことで話を聞いてみたら、これは面白そうだってことで番組終わりに行ってみました。
芸大の中庭に舞台を作って野外での御冠船踊りの再現といった感じです。
演目は舞踊と組踊、入り子踊りはありません。先週の研究発表会では、舞踊、組踊、入り子踊りと三本柱だったみたいなことを同じ芸大の先生が話ししていたが…。
現在踊られている古典舞踊というのは御冠船踊りからの流れである的な位置付けがされています。間違いではないのでしょうが、それがすべてではないというか、完全にイコールにはならないでしょう。
踊りのタイトルと曲やその組み合わせ、歌詞がバラバラなのがよくあります。
それを今回は恩納村の村踊りの中で伝えられているものから上演したということのようです。
女踊り 団扇踊り というと今で言う作田か女特牛節を連想しますが今回は、特牛節に久米阿嘉節で花笠と団扇で踊ってました。
二才踊り 笠口説は衣装は黒紋付きに陣笠で普通っぽいのですが、曲が面白い。
じにや都ぬ春ぬ空… の揚口説の歌詞を上り口説やなんかの道行き口説の曲で歌ってました。同じ五七調なのでぴったり乗りますね。そしてチラシに湊くり節。
もうひとつ女踊りはかしかき。普段はサンシン奏者の大城貴幸君が踊り手として登場です。
衣装小道具はよく見るかしかきパターンですが、曲に特長がありました。干瀬節七尺節ではなく、伊計離節あかさ節百名節の三曲だてになっていました。
他に舞踊は下り口説、組踊は執心鐘入と義臣物語がありました。
組踊も久々にフルでしかも二本見たので感想もいろいろありますが…。自分がやってたころと変わってて、それが今のスタンダードなのか、今回は御冠船踊りの再現という企画公演だからなのかよく分かりません…。
御冠船踊りは現在の舞踊家の踊りよりも地方の村踊りの中に多く残っているということでしょうか。何かと琉球王朝や御冠船踊りと結びつけて権威付けしたがるようですが、舞踊家の踊りのほとんどはウチナー芝居からの流れ。明治以降に庶民の風俗を取り入れて、雑踊りやウチナー芝居が出来ていった中で、細々と組踊や古典舞踊が伝承されてきたということなのではないでしょうか。

沖縄文化協会研究発表会

7月19日、県立芸大で開かれた沖縄文化協会の2009年度研究発表会に行ってきました。
芸大に来たのは何年振りだろうか、懐かしい人達にも会いました。
ウチナーグチ関連ということではなく広く沖縄文化についての研究発表会でテーマも幅広いものでした。
自分の活動範囲にも近い芸能関連の発表は特に印象に残りました。
蝋管という、レコードやテープより前の録音装置で録られた金武良仁の明治時代の録音。ノイズも多かったですが、こんなに古い古典音楽の音源は貴重です。
王朝時代の冠船踊りについての発表。現在演じられている組踊と古典舞踊だけが冠船踊りのすべてではないというもの。舞踊家や組踊役者による、琉球芸能史の「ウチナー芝居時代隠し」みたいなのが見えてくる気もしました。
手水の縁の玉津は王妃候補だったというのも新しい、面白い説だと思いました。
最後の、琉球芸能の担い手という講演は痛快!
芸大や国立劇場への提案などごもっとも。芸能論評については昔から言われてることですが相変わらず、といった印象。
こういう講演会やシンポジウム聞きに行くのはいいですね。楽しいし勉強になります。