楽しい稽古

今日はキジムナーフェスタの「若松と宿の女」の稽古でした。
役者が全員集合して最初の読み合わせ。
面白い芝居になりそうです。
約1名、笑いの風、いや爆笑の嵐を送る方がいまして、共演者まで思わず笑ってしまいそうになる。そんな現場です。

 

若松と宿の女

今日はこっちの顔合わせでした。
「若松と宿の女」。
タイトルからしてわかると思いますが組踊「執心鐘入」のアレです。
山戸と玉津は三年目ですがこちらは新作。
今日台本ももらいました。
オモシロい芝居になりそうです。
楽しみでもありますが、いろいろ不安も…
現代的アプローチで組踊に新しい刺激を!
といった感じのところは「山戸と玉津」と一緒ですが、それとはまた違ったスタイル。
こちらもどうぞお楽しみに。

若松と宿の女
〜執心鐘入より〜
出演
佐辺良和
知花小百合
宮川雅彦
当銘由亮
岸本隼人
松田香織
地謡
花城英樹
與那國大介
豊里美保
池間北斗
與儀朋恵
作/玉城朝薫
脚本・演出/みうらもとお 高宮城実人
2013年7月
21日 日 15:00・19:00
22日 月 15:00
23日 火 15:00
お問い合わせ
キジムナーフェスタチケットセンター
098-921-2100
http://www.kijimuna.org

山戸と玉津

キジムナーフェスタ(7/20〜)では「かぎやで風哀話」の他にこちらの芝居にも出演します。

山戸と玉津
組踊「手水の縁より」
毎年ご好評をいただいて今年で3年目の上演となります。
先日こちらの顔合わせと言いますか、(まあ3年もやってるのでお互いに顔は知ってますが)最初の打ち合わせがありました。
課題が色々と出てきました。
内容はちょっと言え無いよー、なのですが、この場では。
ありがちな「慣れ」による油断をなくし、さらなるレベルアップを図らねばならないということでしょうか。
この芝居に関してはそれこそ、この場では言えないような
大きく、深く、悲しく、エネルギッシュな背景が個人的にはありまして…
初演、2年目、そして今年。
プライベートと仕事(演技)とは切り離さんと、
「体も心も持たんよー」とは言われてますが…
やはり意識しないわけには…。
テーマは「愛」てことになるんでしょうけどね。
愛し合ったために処刑される。死に直面する…
僕としてはその、死に直面した状況での「生」、
生きること、生きていくこと、というのを受け止めて欲しいななんて思ってます。
なにせその「生」を断ち切る、刀を振り下ろす役ですからねえ。
それだけに生と死の境を一番間近で見ている役、ということにもなるわけです。
いや〜、去年はホントに大変な状態で本番迎えましたからね。
1年経ってだ〜いぶ落ち着きましたが(^^)
今年も多くの方のご来場をお待ちしております。
山戸と玉津(ヤマトゥーとタマチィー)
組踊「手水の縁」より
出演
砂辺良和
藤戸瑛子
当銘由亮
宇座仁一
ナビゲーター
狩俣倫太郎
地謡
花城英樹
知名勝
高宮城徹夫
大城貴幸
豊里美保
原作
平敷屋朝敏
脚本
高宮城実人
みうらもとお
演出
高宮城実人
7/22月
7/23火
沖縄市民会館中ホール
お問い合わせ
キジムナーフェスタチケットセンター
098-921-2100
http://www.kijimuna.org

actシリーズ

今日、ジュリーの番組をやりました。
ジュリーの曲をかけて、ジュリーについてのユンタクをあれこれ。
actシリーズの話になってふと思った。
歌を入れた、何だろうな、音楽劇の形式のひとり芝居って、これを見たときに漠然と自分の中で「いつかやりたい」って思ってたことなんだろなって。
actシリーズというのはジュリーこと沢田研二さんがやっていた舞台の事でして、(詳しくは検索でもしていただくとして)その昔、東京に行った時に一度見て以来、何となーく頭の中にあったものなんですね。
いや、内容というか様式もかなり、いや全然違うものなんですけどね、今度やるのとは。
何となくのイメージというか、流れみたいなものはあるんだろうなと。
actシリーズの演出をされていたのが加藤直さん。
数年前のお芝居でご一緒させていただきました。
actシリーズの舞台を見てから何年だろう、その後にウチナー芝居で加藤さんの演出を受けることになろうとは夢にも思いませんでしたが…
ん〜、シリーズ化とかいろいろ構想はありますが、まずは一発目。
7月の舞台を成功させねば…
キジムナーフェスタ2013
フリンジ・自主参加作品
「かぎやで風哀話」
Sa-Yo- class a run
作/演出:当銘由亮 音楽:照屋早月
出演:当銘由亮 地謡:照屋早月
7月27日(土)・28日(日)
沖縄市 コリンザ
まちなか特設会場 コリンザ4・1F

今年もありますキジムナーフェスタ

毎年恒例となりました沖縄市のキジムナーフェスタ。
今年は7月20(土)〜28(日)の日程で行われます。
正式には
2013国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ
っていうんですねえ。
演劇、人形劇、ダンス、コンサート、組踊、雑技・サーカス、コメディー、ミュージカル、etc
いろんなジャンルの舞台パフォーマンスが行われます。
いつものように大きなチラシをもらってきました。
スキャンして差し上げたいところですが、これは印刷屋じゃないとスキャンできん!
てことで壁に貼って撮ってみてます。
詳しくは、このチラシをもらってみてみてください。
どっかその辺でもらえると思います。

 

この中で僕は、
「山戸と玉津」22・23日
「若松と宿の女」21・22・23日
そして、
「かぎやで風哀話」27・28日
の3つの作品に出演します。
是非皆さん、
僕の出演作も、そしてそれ以外の作品も
いいもの、楽しいものがいっぱいありますので多くの方のご来場をお待ちしております!
公式ホームページはこちらです。

キジムナーフェスタ・旅芸人

ちょっと落ち着いてきたところで、こないだの韓国の芝居で思った事など。
稽古も本番もホントに短く、あっという間に終わってしまった感じではあった。
しかし、久々に手応えのある作品と言うか、やりがいのある芝居だったように思います。
タイトルそのもの”旅芸人”を描いた話なので、いわば自分と同じ”芸人”または”役者”の生き方、人生みたいな感じでもあるわけです。
そこに自分を置き換えてみたりとか、色々と得意の妄想を巡らしてみたりしていた訳です。
さらには自分が演じたのが、韓国の芸能を研究している学芸員の役ということもあり、韓国の芸能のほんのちょっとのかけらを勉強する事が出来たように思う。
台詞そのものを通してでもあり、その台詞のバックグラウンド的なものについても、共演した韓国の俳優さんや通訳の方から聞く事が出来た。
ウチナーンチュが組踊を知らない、観ないというような現状と似ていると言うか…
まあ、その他にもありましたが。
日本の国には居るけど、自分がやってるのは沖縄の芸能。
まあ、日本の中の沖縄県の芸能だと言えばそれまでだが。
それでも日本の中に入る前の、琉球王国時代からある芸能なので、というガージューも言わせてくれ。
なので、沖縄、または琉球の芸能を地元の人たちにどうやってアプローチしていくべきなのかなあ、なんて事を考えてみたりとかしています。
興味を持ってくれる県外とか海外の方に見せるのも大事だと思います。
どんな事が出来るかなあ…
のんびりやってると間に合わない事もある、取り返しのつかない事にもなる、ってのを昨日一昨日、痛感させられたしな。
なるべく急ごう。
写真はおちゃらけてますが、マジメなお芝居でしたよ。

山戸と玉津 本番初日

キジムナーフェスタ2012の山戸と玉津、今日から本番です。
コリンザ二階に特設ステージが出来てます。
三階のあしびなーではないのでお待ちがいなく。
二階にも2会場ありますが、エスカレーターから左側の会場です。
こちらで今日と明日、金曜土曜は19時から、最終日曜は13時からの三回公演。
チケットは1500円です。
暇な方も忙しい方もぜひ見にいらしてください。

韓国 旅芸人

土曜日から始まっているキジムナーフェスタ。
いよいよワタクシの出番です。
韓国の「旅芸人」というお芝居に学芸員の役で出ます。
共演者、音響照明スタッフとも、お互いに言葉が分からず、もしセリフが飛んだりしたら修正不可能の予感。
何もなければ何もないはずだが…
今日30日月曜13時、明日火曜は13時と17時からの三回公演、沖縄市中央公民館です。
チケットは1500円、まとめて買えば6枚5000円のチケットもあります。
ぜひご来場下さい。