山戸と玉津 終了

あっという間の3日間、楽しい3日間でした。
これで終わりと思うと寂しい気もします。
いい芝居だと思うんだが、どっかで再演できんかなあ…
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございます。

二日目終了

昨日よりお客さんいっぱいしてました。
みなさんありがとうございます。
演出家実人がカーテンコールでサングラスをかける約束だったのに、かけてなかったのが残念です。
まあ芝居とは関係ないですが…
いよいよ明日までとなりました。
見てない方はお見逃しなく、明日は昼1時からです。
ユタシクです。

山戸と玉津 初日終了

おかげ様で初日無事終了です。
予想以上の盛り上がりを見せました。
そして共演者はじめ周りの皆様方にはホントにいろいろ助けられて・・・
それなのに最後は自分でオイシイところを持って行ってます。ごめんなさい。
とにかく芝居は最高に面白いです。
明日明後日、土日までです。
ぜひ皆さんご来場を!

本式の組踊でも表現できれば

アクセス解析を見ると”山戸と玉津”で検索して来る方が多くいらっしゃるようです。
ちまたで話題?
んなこたあ無えか・・・。
手水の縁も含めて、本式の組踊では文語体、書き言葉のウチナーグチなのでセリフが分かりにくい部分があるかも知れません。
山戸と玉津では日本語のナビゲーター、ウチナー芝居風の話し言葉も使われていて、分かりやすくなっています。
演じてみて思うのが「志喜屋ぬ大屋子はカッコいい」という事です。
いや、自分が演じていて言うのもなんですが、あくまで台本の上で、ということです。自分じゃなくて他の人がやってもカッコいいはず。
本式の手水の縁で、志喜屋ぬ大屋子がカッコいいかどうか、というのは個々人の印象というのもあるかと思いますが、自分としては”よりカッコよくなっている”と思います。
本来カッコいいはずの役なんです。しかし、それが本式の手水の縁では表現しきれていないのではないかと思う訳です。
いやいや、本式の組踊をけなす訳ではないですよ。
自分も大昔ですが、本式の手水の縁でこの役をやった事があります。その時もジョーイ出来てなかったと思います。
じゃあどうやれば本式の組踊で志喜屋ぬ大屋子をカッコよく表現すればいいばー?と言われると答えはありません・・・
どうすればいいかねえ?
現行の本式手水の縁から外れた演出になるのかも知れませんが、役者、演出で志喜屋ぬ大屋子をカッコよくする事ができれば、手水の縁はもっともっとグレードアップするはずです。

架空のオペラ

山戸と玉津の稽古、昨日は音楽抜きで役者だけの稽古でした。
やしがあえて、音楽の話題を。
さんしんと西洋楽器のコラボで芝居やるのって、これまでにも色々ありはしました。
今回はバイオリンとギターが入っているのですが、これがなかなかいい感じ〜。
フツーにやると音量とか圧倒的に強くて、ジャングァラジャングァラされるとさんしんが完全に負ける。
しかしこの芝居では、仲風・述懐とかのさんしんにやさしく絡んでいく感じでうまく一つになっていると思います。
さすがは高宮城実人のいとこ&松田一利とのコンビで慣らした方々だなーという印象です。
もちろんさんしんナシで、バイオリンとギターの派手な曲もありますよ。その曲に乗せての舞踊も見所です。
で、むりやりジュリーのネタに持って行くと・・・
おそらく稽古場にいる人の中で自分しか知らないと思うのですが、この芝居の中でその曲の場面が来ると、ジュリーの”架空のオペラ”のあたりの音楽を思い出してしまいます。
なぜかCDなくてしっかり聴けないんですが、たぶん架空のオペラだったと思う、あの世界の感じなんです。
とりあえず近いかな〜ってことで、”灰とダイヤモンド”あたりを帰りの車で聴いてお茶を濁しています。
ということで、いよいよ本番は明日になりました。
たくさんの方のご来場お待ちしています。

ドリフ好きな方は必見!

志村けんと桜田淳子(だったかな?)の夫婦コントを覚えてますでしょうか?
夫の志村けんが仕事から帰って来るが、妻は夕食の準備をしていない。
志村けんが叱ると
チャララ〜 チャンチャンチャン チャララ〜 ♪
と悲しげなBGMが流れ、妻がすねる・・・
「あなたもう私の事を愛してないのね・・・」
とかなり大げさにヒンチくぁっている・・・
「そんな事ないよ、愛してるよ」
と夫もニリているが相手をする
「ホント?」
「ホントだよ」
と何回か繰り返し、最後に
「愛してる?」
「愛してるよ」
チャラララララ〜 チャララ〜 チャララ〜ン ♪
と希望にあふれるようなBGMが流れる。(組踊の仮名掛けのように)
と同時に妻も機嫌を直す。
というコント。
結構好きなコントでよく真似していたものですが、皆さんご存知でしょうかねえ?
なんで突然ドリフの話題かというと
今度の「山戸と玉津」の中で、このコントを彷彿とさせるシーンが出てくるんですね。
特にコミカルな場面というワケでもなく、逆に大マジメなシーンなのですが、この場面が来るたびに一人で楽しんでます。
ドリフ好きな方、そしてこのブログをご覧になった方だけ密かにお楽しみください。

当銘由亮がアジア進出!

わざと大げさなタイトルつけましたが大した事はありません。
ドラマと言えば世の中はテンペストの話題が多い今日この頃。
出演した自分も実は忘れかけていましたが、昨年沖縄で撮影された台湾のドラマがオンエアされたということです。
テンペストと同じく第一話にのみチラッと出てるだけですがよかったら見てみてください。
“陽光天使”というドラマで、話によると中国全土でNo1の視聴率だったらしいです。
こちらで第一話のアタマ20分が見れます。
http://www.youtube.com/user/nuhc1010#p/u/6/Irt7Rb5RRj8
そしてこちらは総集編っぽい感じで、エンドロールにはしっかり名前も出てます。
http://v.youku.com/v_show/id_XMjgzMjYwMDg4.html
東京からは中野良子さんが出ています。
一応ワタクシめが、沖縄言葉担当ということでセリフを録音して送りました。
言葉は無理に直さずイントネーションを沖縄風、というかコザ風にしました。
セリフ、しっかり沖縄なまりになってますよね?
ちなみに知名定男さんも出てますよ。
エンドロールには県内でおなじみの観光地や企業の名前も多数。
撮影時には「アジアから県内への観光客誘致へ結びつけよう」みたいな感じで、ロケの様子をニュースで取り上げたりしてました。
冬のソナタやなんかで、ドラマの舞台になった場所が日本人観光客の観光スポットになったのと同じようなことを狙ってたみたいです。
一年経っていざ放映となったのですが、すっかりテンペストに話題を持って行かれた感じ。
オンエアされた旨のニュースも見かけてません。
観光業界では実際の所どうなんでしょうねえ?

山戸と玉津について

本番に向けて順調に稽古が進行中の”山戸と玉津”ですが、稽古中に感じた事などを書いてみようと思います。
宣伝も兼ねてますので、気になった方は見に来てくださいね。
ストーリーなどは組踊「手水の縁」そのものなので、おなじみかと思います。
じゃあなにが違うのかという所から。
山戸と玉津のページをご覧頂ければ分かる通り、手水の縁の配役では居るはずの”門番”がいません。
そして、手水の縁にはない”ナビゲーター”という案内役の人物が居ます。
この1プラスと1マイナスがどういう意味を持つのか・・・
見てのお楽しみです。
音楽ではギターとバイオリンが加わってます。
うちなー楽器系では、サンシンと笛のみ。箏、胡弓はナシ。
太鼓はどうなんでしょう?稽古場に持ち込んではいるようですが、使ってないような・・・。出演者が知らないというのもナンですが。
ちょっと思ったけど、胡弓がバイオリンになって、箏がギターになってるとか?
ほとんど同じ旋律を演奏するいつものウチナー楽器編成パターンではなく、それぞれが別の旋律を演奏するのですが、楽器の編成的にはバランスを取ったのかねえ・・・?
と、書いてみるとなかなか面白そうです。
チョコチョコッとネタバレにならない程度に紹介していきます。
そして、見たくなった方は tm_yoshiaki@yahoo.co.jp まで。
自由席ですが、日にち指定のチケットですので希望日をお知らせくださいませ。
ユタシク。