とー、今やさ!

ウチナーグチの表記の話がアレコレ出た日だった。
「やーからちやー」と「やーからちゃー」。
「まちぐわー」と「まちぐぁー(まちぐゎー)」など。
日本語の表記という事では、ウチナーグチじゃないけど、
いや、もともと日本語でもないんだろうけど、
今日のフィギュアスケートのニュースで、
「よんかいてんとーるーぷ」という技の名前、
今までは確か
「四回転トゥループ」と表記していたのだが、
今日のニュースでは
「四回転トウループ」となっていた。
ナマやさ!これです!
前のじゃ
『「よんかいてんとぅるーぷ」やしが』と思ってた。
ん〜、文字だけじゃ伝わらんかもな。
えっと「today」とかを日本語で言う所の「トゥデイ」。伸ばさない「トゥ」です。「トゥーデイ」ではなく。
いや、「とー」という音を「トゥ」と表記してしまうと、私の名前も
「とぅめよしあき」なるわけです。
「トーループ」の「とー」と「とうめよしあき」の「とー」は同じ音じゃないかと。
ちなみに私の名前は、「とーめよしあき」です。
「とぅめよしあき」でも「とぅーめよしあき」でもないです。
表記としては「とうめよしあき」です。
音を表現する意味では「とおめよしあき」とか「とーめよしあき」でもいいと思います。
ついでに触れておくと
「ヤーカラチヤァー」の「ァ」とか
「○○やぁーさい」の「ぁ」とか小さい母音は無駄だと思います。
次は「かぢゃでぃ風」についてもボヤいてみようかな…

いんぐりっしゅ!

はいさい、ぐすーよー
私ただいま、次の芝居で出てくるエーゴのセリフを練習してみています。
一応 ウチナー芝居がメインの役者なんですけどね、私。それでもなんやかんやとエーゴのセリフの役って来るんですよね。
自作自演の舞台でも無理矢理に英語のセリフ入れて、下手ながら使ってみたりもしてましたねえ…
キャラクターってのもあるかとは思いますが、他の役者さんとかってどうなんでしょう。
もちろん、全編英語!てことではないのですが、それなりに長文だったりします。
役によって、それなりにウチナーンチュが頑張って英語使ってる的なものの場合もありますが、今回のは多分、できるだけホンモノっぽくってことじゃないかなと思ってます。まだ演出と確認したわけではないですが。
とはいえ、ホンモノっぽくっても知れてるとは思いますが…w
実はまだ本読みが始まったばかりで、本番はまだまだ先。なるべく上手く喋れるように頑張ります!

琉球講談と音楽の会

琉球講談と音楽の会
ウチナーグチへの誘い
演目
琉球講談 宜湾親方
琉球語り絵巻 祝の水
琉球古典女子楽団 UMINAI 奏厳美麗
日時
2015年9月6日(日)
夜7時開演
場所
沖縄市立芸能館
(沖縄市文化センター4階)

チケット
前売 2,100円 → 割引券使用 1,500円
当日 2,600円 → 割引券使用 2,000円
(割引券の使用でそれぞれ600円引きとなります)
『地域住民生活等緊急支援のための交付金』による助成
くわしくは『沖縄伝統芸能 もっと身近に割引券キャンペーン』ウェブサイト http://dentogeino.okinawa/
または沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課 TEL 098-866-2768

出演
当銘由亮
恩納裕
前田さやか
琉球古典女子楽団 UMINAI
比嘉いつみ
仲大千咲
澤井毎里子
琉球講談 宜湾親方
琉球処分を巡り混乱の琉球王国。親中国派・支那党の亀川親方と親日本派・大和党の宜湾親方の対立の陰で翻弄される若者たち。
干瀬節、子持節、散山節、述懐節といった琉球古典音楽の名曲を織り込んだ琉球講談の傑作。
伝統的ウチナーグチ(芝居言葉)の魅力をたっぷりと。
作 平良良勝
語り 当銘由亮
歌三線 恩納裕
箏 前田さやか
琉球語り絵巻 祝の水
敬老の日の由来になったとも言われる養老の滝伝説をウチナー風にアレンジ。
現代ウチナーグチとユーモアを交えた物語を琉球古典女子楽団UMINAIの音楽と共にお楽しみください。
作/語り 当銘由亮  地謡 琉球古典女子楽団UMINAI
琉球古典女子楽団 UMINAI 奏厳美麗(そうごんびれい)
「琉球古典音楽をもっと身近に、そして世界へ」。琉球古典音楽を奏でる女性演奏家ユニット、UMINAI(うみない)。
おごそかで気高く、きわめて美しい荘厳美麗な演奏をご堪能ください。
琉球古典女子楽団UMINAI
(歌三線 笛:比嘉いつみ 歌三線 箏:仲大千咲 歌三線 笛:澤井毎里子)
“言葉は文化の乗り物”と言われます。組踊、舞踊、音楽など沖縄伝統の芸能文化を支える言葉、ウチナーグチに焦点を絞り、その魅力にふれていただこうと、ほぼすべてウチナーグチの琉球講談『宜湾親方』と新しいウチナーグチの語りで『祝の水』を上演いたします。ウチナーグチの可能性を探り、現状の”しまくとぅば普及運動”の課題についても考える機会になればと思います。
会場では内容や台詞について簡単な印刷物を配布いたしますので、懐かしい芝居言葉を聞きたいベテランの方はもちろん、興味はあるが意味が分からないというウチナーグチ初心者の方でもお楽しみいただけると思います。すりーずりー、いめんそーち呉ぃみしぇーびり!(お揃いでお越し下さい!)

和訳台本

はいさい
いよいよ明日本番となりました。
当日お客さんに配布する宜湾親方の和訳台本も準備中です。
時代劇というか首里言葉というか、
ふだんはあまり聞き慣れない言葉も多く出てくるので、こちらをご覧いただくことにより理解が深まるかと思います。

 

台詞だと
「言ゃしみりわん 言ゃしみりわん 汝ぁーや…」が
「言えども言えども貴男は…」という具合になります。

地方はオンナ!

はいさい
いよいよ近づいてきました、琉球講談と音楽の会。今度の日曜日です。
今日はとうめの講談を支える音楽チーム、地謡(地方)をご紹介します。
まずは宜湾親方の地謡、
歌さんしん/恩納裕

琉球民謡登川流教師
琉球音楽協会師範
野村流音楽協会師範

箏伴奏/前田さやか

琉球箏曲興陽会師範
琉球古典音楽湛水流保存会箏曲師範
八重山古典民謡箏曲保存会教師

そして奏厳美麗の音楽と祝の水の地謡、おなじみ琉球古典女子楽団UMINAIの三人さんです。
比嘉いつみ

野村流音楽協会三線教師
同笛教師
琉球民謡協会教師

仲大千咲

琉球箏曲興陽会師範
野村流音楽協会三線師範

澤井毎里子

琉球古典音楽安冨祖流笛師範
同流三線教師

といういずれ劣らぬ実力派の方々に支えてもらってます。
そして、「地方は全員オンナ」。
性別がオンナ、名前がオンナといろいろありますが…。
沖縄には「うない神」という言葉というか考え方もありますからね、オンナは大事にしないと。
そんなうない神に護られた「琉球講談と音楽の会」は
9月6日日曜日、夜7時から
沖縄市芸能館にて開催です。
チケットはたったの1500円!
ぐすーよー、めんそーり!

 

FMニライに出てきました

はいさい
今日は北谷のFMニライにゲスト出演してきました。
9/6の琉球講談の会の告知やら何やら
お時間ある方は聞いてみてください。
9/1放送分
『City Lights ステーション』
パーソナリティは大宜見しょうこさん
アシスタントは金城 忍さん

本番一週間前

はいさい、ぐすーよー
いよいよ「琉球講談と音楽の会」本番まで一週間となりました。
これまで抜き稽古というか、演目毎に分かれて稽古していましたが、今日は初めて全演目を通しでやってみました。
いやー、我ながら中々の演目構成だなと。
緩急、強弱、高低、硬軟などなどありますが
バラエティに富むというか幅が広いというか何と言うか…
「宜湾親方」はいわば講談の古典。言葉はほぼオールうちなーぐちです。
配布用の和訳台本も準備しています。意味分からんことはないと思います。
そして二揚の独唱曲が四曲も入ります。古典音楽の好きな方には聞き逃せません。
歌さんしんは同じ徳原門下の恩納裕さんが四曲を独唱で歌い上げます。
箏は前田さやかさんが出だしの瀧落しから独唱曲の伴奏と、全編弾き続けて物語を支えます。
そして「奏厳美麗」は、巷で話題の琉球古典女子楽団UMINAIの皆さんの古典音楽の演奏をたっぷりと。
今回は古典舞踊や雑踊りの舞踊曲を主に演奏していただく予定です。
ちょっとしたサプライズもあるかも知れません。
無いかもしれませんが…w
そして新作は「祝の水」。
こちらの地謡は引き続き琉球古典女子楽団UMINAIの三人さん。
敬老の日の由来となったともいわれる「養老の滝伝説」をウチナー風にアレンジ。
こちらは日本語率がかなり高いです。台詞はウチナーグチですがナレーションでカバー。
そこはそこ、工夫したつもりです。ご期待ください。
ネタバレになるので細かくはアレですが、
やわらかく、ぶっ飛んで、ん?、となるようなそんな細工があちこちに仕込まれている、そんな物語です。
もちろん、ギャグも入ってますので笑いたい所ではどうぞ笑ってください。
とにかく、いい舞台、楽しい舞台になることは間違いありません。
是非ご来場をお願いしたいと思います。

入場料がちょっとややこしくて申し訳ありません。
割引券というのはこちらで用意しますので、皆さんは安い方の料金で大丈夫です。
前売り1500円。
ちなみにキャンパスレコードにチケットも割引券もあります。
会場に駐車場はありますが、台数がかなり少ないです。
周りに優良な有料駐車場もありますが、できれば公共交通機関でのご来場が確実ではあります。
9/6をどうぞお楽しみに!

前回の宜湾親方

「宜湾親方」は以前に、野村流音楽協会のかりゆし芸能公演でも上演しました。
その時の琉球新報の記事です。写真から雰囲気がなんとなく伝わるでしょうか。
今回は歌三線に恩納裕さんをお迎えしています。伊禮彰宏さんの歌も良かったですが、歌い手が変わるとまた味わいが変わる。「古典音楽って本当にいいもんですね」という映画評論家みたいなことを感じつつ稽古をしています。

9/6 琉球講談と音楽の会
沖縄市立芸能館
くわしくはこちら

十貫瀬の七つ墓

怪談劇 「十貫瀬の七つ墓」(じっくぁんじぬななちばーかー)
場所:国立劇場おきなわ大劇場
公演日:2015/08/15(土)・16(日)
開演時間:14:00
沖縄芝居の中でも数少ない怪談劇を取り上げ、沖縄芝居の魅力をご堪能頂きます。昭和52年に沖映本館で制作された怪談劇「十貫瀬の七つ墓」は、大がかりな作品であることから、上演機会が少なく、今回は約36年ぶりの上演となります。初演から主役の真鍋を当たり役としてきた瀬名波孝子氏を演出に迎え、若手を中心とした配役でお届けします。「子育て幽霊」・「飴買い幽霊」などとして各地に伝わる怪談にも共通する、死してなお、墓の中で子を育てる母性愛を描いた悲しい伝説物語です。どうぞお楽しみください。

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オムツ党走る!

オムツ党 走る!
「御上にたてつき、時代に毒づき、老いても子には従わん。
私は私の道を行く」のさ。

2015年
7/31(金)19:00
8/01(土)15:00/19:00
8/02(日)13:00
国立劇場おきなわ小劇場
前売 一般 2,500円
前売 18歳以下 1,500円
当日 一般 3,000円
当日 18歳以下 2,000円
チケット購入・お問い合わせ
りっかりっか*フェスタチケットセンター
TEL 098-943-1357

かつて、伝説のランナー「シルク・ド・リリー」と呼ばれ、老人ホーム・ガジュマルでは「エスケープの女王」の異名をもつ大城絹子。
為せば成るの言葉を胸に、難攻不落と言われる施設からの脱走に果敢に挑戦し続けていたが、オムツになってからというもの、すっかり元気がない。
そんな彼女に「栄町市場オムツ党」の党員を名乗るカメとハルが声をかけてきた。
二人は党首の大里マカトの死後、その遺志を継いで活動しているという。
絹子の入党後、三人は、ナーハイバイを掟に、それぞれの道を進んでいくのだが‥‥。
弾の下、這いまわって生きてきた沖縄のオバァは、やはりやさしいだけじゃなかった。

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