着物縫ってます

某ネットオークションで入手した反物を使って衣装の着物を縫ってます。
まずは着流しの着物から。羽織りもセットで作る予定です。
縫ってるというかはじめはほとんどミシンでダーッとやっちゃいました。
9月の芝居で使う予定ですが、果たして間に合うか?キレイに仕上がるか?
乞うご期待です!

ティーサージ

NHKの芸能花舞台という番組で琉球舞踊が紹介されてました。
アナウンサーが進行して国立劇場おきなわのお偉いさんが解説していましたが、その中で気になった言葉。
花風の小道具の紹介で字幕に「手巾」と出て、ふりがなで「てぃさじ」(てぃーさーじと伸ばさないで)と出てました。
確かに花風で使うティーサージは赤い「花染手巾(はなずみてぃさじ)」なのですが…。
(しかしこれも本来、はなずみてぃーさーじと言っていたのが変化して、はなずみてぃさじになったのかも)
ティーサージを単体で言う時はてぃーさーじと伸ばすのが普通なのではなかろうか。
ラジオ沖縄の人気番組にもティーサージパラダイスというのが有りますしね。
しかしまた、解説の中の言葉としては「てぃさーじ」と、「てぃ」は伸ばさないで「さー」だけ伸ばしているように聞こえた。この「てぃさーじ」という言い方がいかにも日本語の共通語的で、さらに言えば抑揚も前に書いた「普天間」と同じ中高式のアクセント。
ああ気になる…。
番組では花風以外にも川平節や貫花なんかもやってました。そっちの方はわが師匠、徳原清文が地謡。
そのまた字幕が
徳原清 文
吉田康 子
みたいな感じ。
ワープロ覚えたての人が作った町内会のお知らせ文章じゃないんだから。NHKさん、しっかりしろ!
責任者出てこい!
って、知ってる人だったりしてね[[EE:DE6F0]]

研修会

野村流の教師研修会に行ってきました。
教師免許を持っている方々の指導力、資質向上のために年4回ほど開催されています。
が、怠け者の私は免許もらってすぐの回に参加して以来ずっと欠席。約一年ぶりの参加になりました。
10時から食事休憩を挟んで2時までみっちり。さすがにいろいろと勉強にはなったのですが、うひ小ニーブイしよった…。
そのまんまのテンションで帰って来たのでそのまま少し昼寝してみよう。民謡の花束聞きながら…。

アクセント

いろがみではなくしんぶん
テレビやラジオのニュースって基本的に日本語(共通語)ですよね。
日本語の正しいアクセントで原稿を読んでると思います。
沖縄の地名って沖縄にしかないと思うんですね。なるべく沖縄の人のアクセントに近い読み方をしてほしいと思うのですが。
よく出てくるのが基地の移設の問題で登場する「普天間(ふてんま)」という地名。
※アクセントの高低を文字で表現するのは難しいので先に言葉の説明します
平板式
高低のないアクセント
例 しんぶん(新聞)
中高式
二拍目、三拍目が高い
例 いろがみ(色紙)
沖縄の人の「ふてんま」は平板式に近いと思います。これが中央のマスコミは中高式なんですね。聞いてて違和感を感じます。地元マスコミは平板式のようでした。(これまではそうだったと思います)さすがに考えてるなあと感心してたのですが…。
なんと今日NHK沖縄のニュースで中高式ふてんま登場!
民放もそうなのかな?中央に合わせたとか?これは沖縄の地名だから沖縄式でいいのに…。
それでは皆さんご唱和下さい
いろがみではなくしんぶん
(この抑揚をキープして)
ふてんまではなくふてんま
ありがとうございました

誘導

細々と進行中のこのブログ、アクセス解析をみてもほとんど誰も見ていないような・・・。
誰か検索で引っ掛けてくれないかなあとか考えてはいましたがそれもなかったようです。
さすがにこれではちょっと、ということで自分の掲示板からリンクを張ってみましたがどうなりますやら・・・。

糖質60%オフでダイエットによろしいかと思います。

伊禮彰宏・徳原清文師弟コンサート

ラジオ沖縄 第20回新唄大賞グランプリ受賞記念
伊禮彰宏・徳原清文師弟コンサート
春ぬ清ら風(はるぬちゅらかじ)
平成21年8月23日(日)
ミュージックタウン音市場
開場6:00 開演6:30
徳原清文 伊禮彰宏 仲松正敏 赤平満 赤平美奈子 宮城笛美
琉球音楽清風會 教師会
箏 浜川恵子
笛 金城裕幸
司会 当銘由亮
唄あり舞踊ありの楽しいコンサートです。ぜひご来場ください。

ウチナー芝居体験講座

9月18日はしまくとぅばの日。
沖縄県文化振興課の主催で毎年この時期にウチナー芝居体験講座が開かれます。
せんえつながら講師を務めさせていただくことになりました。
さて、何をやろうかなあとアレコレ考えないといけないねだが、家にいるとイマイチ集中しないので、ムヌカンゲーするときは外にトゥルバりに行くのが一番!
というわけで某所にてトゥルバって来ました

時刻は4時頃だったけど虹が出てた。
子供コースと一般コースと二つ考えないといけないのだが、昔の台本を引っ張り出したりしてとりあえず頭の中では完成。
台本起こして、衣装や小道具も考えんといかんなあ…。
明日の打ち合わせはちょっと遠くへ。寝坊しないでシャキッと行って参ります。

民謡の花束 09/07/04

今週の民謡の花束は通常パターンで13時半のスタート。
新唄コーナーはでいご娘の皆さんの「道半ば」という曲をご紹介しました。
ゲストは二組、国立劇場おきなわの公演紹介で、「まかん道の逆立ち幽霊」演出・出演の瀬名波孝子さんと劇場スタッフの富田さん。
そして新しい図解式工工四の発売告知で、琉球國祭り太鼓の目取真さんと沖縄名産市場の高江洲さん。
フリームニーのコーナーでは瀬名波孝子さんと二人で逆立ち幽霊の一場面を紹介しました。
ゲストとの記念撮影をまた忘れてしまった…。
ちなみに来週の花束、土曜日はお休みです。また再来週をお楽しみに!

ウチナーグチとしまくとぅば

ウチナーグチとしまくとぅばという言い方についてちょっと解説します。
カタカナかひらがなかの違いではありません。
ウチナーグチ(沖縄口)はというと、主に沖縄本島とその周辺離島で話されている言葉の事をいいます。
宮古、石垣などは除かれる訳ですね。
それに対して、しまくとぅば(島言葉)というのはその土地土地、それは例えば島のくくりでもあり、村、字単位のくくりでもある訳です。
ウチナーグチというのはほぼ一つの言葉ですが(ほぼ、ですよ 細かくは色々あります)、しまくとぅばという時にはそれこそ、島の数、村の数、字の数だけそれぞれのしまくとぅばがあると言う事になります。
沖縄県議会で9月18日を「しまくとぅばの日」と決めました。9(く)1(とう、とぅ)8(ば)ですね。
ウチナーグチの日とすると、宮古八重山は除かれるので、しまくとぅばという事にしたのだと思います。
それぞれ地元の言葉を大事にし、継承していこうということです。
ちなみに細かく言うと「しまくとぅば」という言い方も沖縄本島の言い方だと思います。
宮古や八重山だと「ミャークフツ」とか「スマフツ」みたいな言い方かも知れません。(※ミャークフツ スマフツ は自信ありません)
先のしまくとぅばのシンポジウムによると、沖縄(琉球)には約800もの村があって、言葉もその数だけあるらしいです。とてもすべての言葉を記録、保存していくのは無理じゃないかという事でした。確かに行政や大学などの研究機関だけでは不可能です。救いなのは、数は限られますが、それを個人や村単位で調査、発表、出版している方がいるという事です。
今のところは、それぞれの土地の言葉(しまくとぅば)は地元の人達の力で伝承してもらうしかないのが現状のようです。

古典芸能コンクール

サンシン(古典)のコンクールの抽選に行ってきました
いわゆる新報系、野村流の方で、一応サイコー賞を受けます。
今日の抽選は演奏順を決める抽選で、これで受験日も決まります。
自分の番号、受験日も決まったのですが、こういうのってネットでどの程度を公開してよいのかよく分からないので今は伏せておきます。
しかしこれがまた受験者が全員集合しての大抽選会なんですよね。番号にこだわる人も居ますが、自分は「上手けりゃ受かるし下手なら落ちる」という意識であまりこだわらないので、番号ぐらい主催者側で決めればいいのに、とも思いますが…。
会場には同じ研究所のメンバーも勢揃い。今年は新人から最高まで20人ぐらい受けます。
他にも知ってる人がたくさん来てました。
泣いても笑っても8月末には受験日がやって来る。
良い報告が出来るよう稽古頑張らねば!!