1月27,28日、よみうり大琉球まつりに参加しました。
会場は国立劇場おきなわ大劇場です。
今回で3年目、3回目の出演となります。
ガッツリ舞踊で出演する数少ない舞台で、中々踊る機会のない四つ竹の幕開けも年に一度の恒例となりました。
他には庶民の踊りとして、谷茶前やマミドーマや黒島口説などをヒッチミてメドレーにした、なかなか忙しい演目もあります。
今回は男子が女役、女子が男役と逆転の配役。
他の美女軍団と共に頑張りました。
楽屋も舞台も、明るく楽しい公演でした。
伝統芸能を通じて沖縄をうすまさ発信する当銘由亮の情報サイト
かりゆし芸能公演での『恋口説』無事終演です。
無事にというか、多少のアレは有りましたが…
大したことにはなってないので大丈夫だと思います。
しかし、アクシデントの時に冷静な行動をとれるか⁉というのは大事なことですね
私の場合は…
皆についていくだけでした(笑)
さて、本編の芝居とは別で前半には舞踊と音楽がちょこっと入りました。
その中でなんと、筝を弾いたのです!
かぎやで風と浜千鳥の舞踊に踊り手として役者チームは出るのですが、私は地謡側に。
ということで、久々に筝での出番となったわけです。
サンシン弾く人は分かると思いますが、かぎやで風と浜千鳥はそれぞれ本調子と二揚で、調弦が変わります。
私程度の筝レベルでも「当然、筝も調弦変わるよなあ…」とは思いました。
初めての経験です。
師匠にLINEやら電話やらでアドバイスをもらい、なんとなく稽古して望みました。
ちょっとインチキして
画像のような秘密兵器を使わせてもらいました。
これなかったらアウトだったろうなあ…
それでも
自分で当てたはずの調弦が変で、「なんかブルース調の浜千鳥なってない?」という事件もありまして、音楽監督はじめ地謡チームの皆さんにはかなり助けられました。
筝、奥が深いぞ〜
そこがまた面白いところなんですが
とにかくもう少し勉強したいと、改めて思いましました。
そんなこんなでリハーサルを終えてお弁当タイム!
ちょっと変わった弁当でしたが美味かったです!
ということで終演。
「芝居の話題は無いのかよ!」と言われそうですが、
そこは観た人だけのお楽しみ。
また再演もあるような感じですので、その時をお楽しみに。
いよいよ明日に迫りました、でいご村から。
今日も劇場でリハーサルがありました。
この芝居では、戦前戦後の風俗というか、お祝いやお葬式の様子とか、その時のファッションみたいなのも見どころになるのではないかと思います。
ラストシーンのカッコよさなんて、NHKのロング・グッドバイにも負けないんじゃないかというダンディーぶり!
浅野忠信か上江洲朝男か、当銘由亮か沢田研二か、ぐらい?
今ならPTSDなんて言葉もあるんでしょうが、沖縄戦の中でもあったのかも知れない。そんな場面や人物も出てきます。
闇から闇に葬られた事件、これは今でも続いているのではないか?そんなことも織り込まれたりもしています。
そして当日は豪華パンフレットも配布予定。
その中には本公演に向けての役者やスタッフの言葉や稽古の様子、そして演劇集団創造の歴史やこれからの公演予定などが載っています。こちらにもご注目です!
今日も劇場での稽古でした。
楽屋の食べ物が充実です。
この中からこちらのタコライスをチョイス。
いや、天ぷらも食ったかな…?
それから、『盲目の男』として登場する内間安男さんが新聞に出てたみたいです。
琉球新報の記事
そしてオマケ
ジュリーもどきも出るかも知れない…(^^)
キジムナーフェスタ、出番2日目。
今日は15時から「若松と宿の女」、
そして19時から「山戸と玉津」の公演がありました。
山戸と玉津は今日が初日です。
実はお昼には「かぎやで風哀話」の稽古もやりまして、
トータルでは3作品いっぺんにやったような感じでもあります。
各方面からお褒めの言葉をいただいております。
有りがたいことです。
まだ観ていない方?
どうすんの?損しますよ!
いつ観るの?
今でしょ!
ホントに、観てください。絶対面白いです。
いよいよ明日で若宿、山玉はラストとなります。お見逃しなきように!
明日も今日と同じ時間、
15時から「若松と宿の女」、
そして19時から「山戸と玉津」です。
よろしくお願いします。
もちろん、キジムナーフェスタとしては他にもいい作品、
オモシロい作品をたくさんたくさんやっています。
こちらもヨロシク!
てことで今日は「若宿」「山玉」の合同チームで
千秋楽に向けての栄養会を開催しました。
また明日も頑張りたいと思います!
まずはAKB48の皆さん、レコード大賞受賞おめでとうございます。(^^)
いや、ちょっとは関係ある話題なので…
まずは、開演直前の楽屋での一枚、
着物がヒジャイウチャーシー(左前)なってるのは鏡に映してるからですよ!
ジョニーデップという声もありましたがいかがでしょうか?
さて、このお芝居は国立劇場おきなわの大劇場で行われまして、舞台も本舞台の上に組踊風の二重舞台を組み、さらに客席奥へ続く花道も使うという大がかりと言うか使えるものは全部使え状態の舞台でした。
出番も多くて組踊の橋懸かりから出て来て花道奥へ引っ込む。
次は舞台袖から出て来て、また舞台袖へ。
そのあとは花道からの登場、という感じでウラではかなり忙しく移動する芝居でした。
すっぽんと呼ばれる、花道の途中の下から迫り上がってくるというカッコいい登場パターンも初めて経験しました。
舞台袖と花道、すっぽんの移動は地下の通路を使って行き来するのですが、そのときにまあいろいろ考える訳ですね…
西武ドームで行われたAKB48のライブをテレビでドキュメントっぽく舞台裏から追っかけてやってましたが、舞台の上下の移動で低い通路をかがんでとおってました。
国立の通路は上等なのでそんなこともありませんが。
劇中で舞踊もたくさんありました。
その中で気づいた方もいたでしょうか?
フライングゲットのフリを所作の中に紛れ込ませましたが…
♪フライングゲ〜ット〜
の、ト〜、の部分でしたね(^-^)
最後はサービスショットを
小嶺和佳子ファンもこのブログを見て下ってるようですので
今後ともユタシクです!
銭・銭・銭の生きざま
昨日の舞台の終演後の楽屋の様子、悪役の島尻大主を好演した宇座仁一さんです。
迫力のメイクですがしきりに頭を下げてます(^_^)
前半で波平大主道行口説、そして後半では敵役として共演しました。体調が優れないなかではありましたが大活躍でした。お疲れさまでした!
さて、今度は夜の部について書きます。
昼の部が終わって、メイクはそのまま。
ちょちょっと片付けて、夜の部の開演までおよそ1時間半、まずは飯だろうってことで弁当タイム。
お腹も満たして、それからメイク落としです。
あとでパタパタしながらまたメイクするのかあと思いつつゴシゴシ…
チャチャッと着替えて幕開けスタンバイです。
幕開けは昼の部と変更なしです。
夜の部は他の合唱はないので、次に大事な独唱があります。
ここは少し時間もあったので、ひとり外に出て予行演習…
んー、なんか歌詞がヤバそうです。しかし今さらジタバタしてもしょうがないので、開き直って行くことに。
よ〜んな〜 よ〜んな〜着替え。
準備していた独唱用の着物ですが、着てみるとやはり丈が短い。
フージない、ということで却下。さっきの着流しにチェンジです。
着替えてスタンバイOKなのですが、アチラン出番は来ません。プログラムの進行が遅れているようです。
待つのはいいのですが、時間が後ろにずれればずれる程、独唱のあとの舞踊のメイクが心配になってきます。
そしていよいよ出番。
今年の民謡コンクールの最高賞コンビ、おなじみの知念勝三とワタクシという、自称準最高アカデミーの二人でのぞみます。
伴奏も「牛どぅ宝」の恩納裕、「春ぬ清ら風」の伊禮彰宏という頼もしい仲間がついてくれています。
舞台袖では、勝三から貴重なお言葉を頂戴しまして勇気百倍、やる気千倍となりました。
そして
暗転の中、マイクの前へ
曲紹介も丁寧にしてもらいました。
作詞作曲者のこと、当銘三味線店のこと…
いよいよです
老四老四中 合五老四中…
ヒジョーに気持ちよく歌わせてもらいました。完璧です。
自分の今の実力のいっぱいいっぱいは出せたと思います。
ガチャガチャもありましたが、それも今の自分です。
いろ〜んなことが頭の中を回ったりもしましたが、沖縄市民会館の大舞台、満員の観衆の中での独唱、本当にいい経験でした。
ヨカッタヨカッタ…
と、感慨に浸る間もなく、(いや、ちょっとは浸ってましたが)次の準備です。
昼と同じくサーラナイ、楽しい妨害(コント上間不動産)の中メイクを済ませて準備OK。
準備してみたらみたで、時間も余裕です。
かなり余裕です。
とても余裕です。
出番はまだまだです。
まだ余裕です。
そろそろ心配になってきます。プログラムがそうとう遅れています。
こりゃ終わるの10時過ぎるぞ、という声も…
とりあえず出番です。
昼公演と同じく、舞踊もバッチリ決めてきました。
今度はメイク落としてフィナーレ出るぞってことで、またまたサーラナイサーラナイ…
フィナーレの衣装に迷いましたが、夜公演にこの着物は誰もいないはず、ということで、清風會みんな持ってるはずのブルーの衣装に。あえてのブルーです。
そんな中、フィナーレ。
全部終わったのは10時過ぎ、なんと3時間半以上もかかった夜の部の公演でした。
お客さんも難儀だったかも知れません。最後までのご観覧、ありがとうございました!
沖縄三線天国さんのブログに公演の様子がアップされています。
よかったらみてみてください。