琉球古典女子楽団UMINAIの琉球語り絵巻「識名御殿」は無事終了いたしました。
シーミーの時期だったり、でっかいショッピングモールがオープンしたり、GWが始まりガーターだったりと時期的に動員の面で心配もありましたが、少なすぎて寂しくもなく、多すぎて暴動が起きたりの心配をする事なく、ちょうどいいサクのお客様にお集まりいただき、落ち着いて気持ちよく演技できました。
お天気も我々メンバーの日頃の行いが良いせいか、暑くもなく寒くもなくいい感じーに晴れてくれました。
しかしまああの識名園で芝居をするというのもこの上ない快感であります。
演技を入れて台詞を吐くのもまた気持ちイイ。うサムレーになった気分です。
台詞のないシーンでもUMINAIの音楽がこれまたこの場所にベストマッチで、いいやんべーです。
そもそもこの催し、先に会場と日時が決まって、それから台本を書くという流れでした。
この場所にふさわしい物語を、そしてこのメンバーの魅力が活きる台本を書こうということでした。もう自分で言ってしまいましょう。なかなかの本が出来たと思います。これに生の音楽と台詞が乗ってそれはそれはとてもいいものになったと思います。
これにすっかり味をしめたワタクシ。次は中国紫禁城あたりでそれ用の語り音楽ものをやってみたいという野望を抱いてしまいました。
書けばいいんです。作ればいいんです。紫禁城にふさわしい琉球歴史音楽ものを。
という妄想話をしていたら金城真次が「こんにちは、紫禁城真次です」。
このメンバー、最強です。
識名御殿
琉球語り絵巻「識名御殿」(しきなうどぅん)
琉球古典女子楽団UMINAI(うみない)第2回公演
【日時】2015年4月26日(日)14時30分(午後二時半)開演
【場所】識名園(ユネスコ世界遺産/琉球王国のグスク関連遺産群)
【出演】比嘉いつみ、仲大千咲、澤井毎里子(以上UMINAI)
当銘由亮、金城真次
【料金】3,500円(識名園入園料込み)
*UMINAIファーストミニアルバム(CD)付き!
【ご予約・お問い合わせ】090-1948-5575(城間)、090-9570-2823(比嘉)
「琉球古典音楽をもっと身近に、そして世界へ」。琉球古典音楽を奏でる女性演奏家ユニットUMINAI(うみない)の第2回公演の舞台は世界遺産、識名園。
県内外の舞台で大人気の当銘由亮、金城真次を迎え、いにしえの「識名御殿(うどぅん)」の物語を音楽と舞踊と語りでお届けします。題して「琉球語り絵巻」。当銘由亮の書き下ろしによる新作です。お庭の景色と音曲をゆっくりお楽しみください。
またまた国立劇場へ
OCNに行ってきました
琉球古典女子楽団UMINAIの識名御殿公演の告知でOCNに行ってきました。
ご一緒したのはUMINAIメンバーの仲大千咲さん。
ちなみに私とうめの箏の師匠でもあります。
まずは告知コーナー。
1、2分でいいですよ、ということでしたが、1テイク目は5分くらいしゃべってしまいました。
やはり、なんやかんやとしゃべってしまいます。
そして、あまくま歩人の中でも告知させてもらいました。
確か前回も言われたのですが
「それ、衣装ですか?私服ですか?」と、ひーぷーさん。
んー、私服のような衣装のような…。というまた曖昧な返ししか出来なかったです。
琉球古典女子楽団UMINAIの第二回公演、識名御殿は
4月26日 日曜日 午後二時半から
那覇市の識名園で開催されます。
ぐすーよー、ユタシクでーびる!
とどけ!島々の唄
とどけ!島々の唄
2015年3月17日 火曜日 14時
浦添市 てだこ小ホール
第1部:シンポジウム
第2部:民謡の共演
入場無料
戦後、沖縄県民の心の支えとなってきた民謡は、様々な広がりを見せ、多くのベテランや若手の唄者が活躍している。“沖縄の民謡”の今を背景に民謡のこれからを考えます。
第1部:シンポジウム「民謡の未来を考える」
伝統を受け継ぎながらも、新しい世界を開拓している方々にそれぞれの立場から、”沖縄の民謡”の現状と将来に向けての課題などを楽屋裏の話題なども交えながらお話ししていただきます。
パネリスト:ビセカツ(備瀬善勝)/知名定男/大工哲弘/よなは徹
コーディネーター:当銘由亮
第2部:民謡の共演「耳薬」
市町村文化協会の民謡部会の協力により、沖縄本島各地から10団体が集まる。地域で活動している民謡の唄者たちが共演。
進行:当銘由亮・伊良波さゆき
奥山の牡丹
歌劇「奥山の牡丹」
2015年3月14(土)・15(日)
14時
国立劇場おきなわ 大劇場
入場料/一般:3,600円(全席指定)
沖縄三大悲歌劇として人気の高い名作歌劇「奥山の牡丹」(作・伊良波尹吉)を全編上演いたします。演出には、県指定無形文化財「琉球歌劇」技能保持者で、作者・伊良波尹吉氏の娘にあたる伊良波冴子氏をお迎えし、出演は成長著しい若手を中心に配し、沖縄芝居界の重鎮が脇を固めます。
この作品は、大正三年、中座で初演されたもので、封建時代の名門の士族と門付芸人の娘の恋とその子二代にわたる長編の悲劇です。どうぞご堪能下さい。
−演目−
沖縄芝居 「奥山の牡丹(おくやまのぼたん)」
【作】 伊良波尹吉 【演出】伊良波冴子
【あらすじ】
沖縄三大悲歌劇の一つです。首里の士族・三良と勢頭の娘・チラーが恋に落ち、男の子が生まれますが、身分の違いから結婚することは出来ず、チラーはこっそり身を隠します。やがて成長した息子は、自分を生んでくれた母を求める旅に出て奥山を訪ねるが…。
【配役】
勢頭の娘・チラー/花岡尚子
平良の三良/東江裕吉
三良の母/真栄田文子
三良の父/平良進
妾/赤嶺啓子
総聞/石川直也
山戸/金城真次
高良の父/当銘由亮
高良の娘・真玉津/祖慶しのぶ
乳母/瀬名波孝子
京太郎/川満香多・上原崇弘
馬舞者/高宮城実人・宇座仁一
郎党/岸本隼人・砂川政秀
神/神谷三千代
勢頭の頭/仲嶺眞永
丘の一本松
平成大伸座公演「丘の一本松」
日時:平成27年3月1日(日)
昼の部 13:30開場 14:00開演
夜の部 18:00開場 18:30開演
場 所:ちゃたん二ライセンター カナイホール
青い海の人魚
ハチマチ製作
ハチマチを作ってみました。
「ハチマチって何だ?」という方は検索してみてください。
恐らく「ハチマキ」がたくさんヒットすると思います。
古典音楽の地謡とか、かぎやで風の舞踊の人がかぶっている帽子みたいなものですね。
琉球王朝時代には正装として、階級によって色が決まっていたそうです。
現在の舞台用としては黄色(金色)が圧倒的に多いと思います。
これを今度の新作の芝居で使うという事で、そういった決まりにとらわれず”色”を打ち出して行こうという事で青いハチマチを作る事に。何となくその役目もワタクシに回ってきました。
そもそもこれを作った事が無いのでとりあえず検索。
「ハチマチ 作り方」と入れると「鉢巻きの作り方」がヒットするというわけです。余談ですが。
ということで自分のハチマチを見本にして何となく材料を集めてチマチマ作ってみました。
と、こんな感じ。散らかってますが。奥が見本のハチマチ。
この色って、既製品のハチマチには無いんですよね。
海をテーマにした芝居なので、海の青です。
どうせ一回きりの舞台だし(再演があれば別だが)何となくそれっぽく作ればいいかと思い、裏地というか内側は特に考えていませんでしたが。
「チンランに!」という声もあり、どうせなら何か付けるかということで…
ちょっとカワイイ感じの裏地を付けてみました。
裏地のテーマは「海の泡」。
まあこれも既製品には無いと思います。
とりあえず何となく作りましたが、せっかくなのでより見本に近い形でというか、遊び心というかで
サインを入れようという事に。
調べてみたら「落款」というんですね。はんこも押して「落款印」というそうです。
見本にはあの島袋光史先生のものと思われる落款が。
ん〜、んぶらーしーですねえ。
ハンコで「光史」、そしておそらくご自身の筆で「光史 作」。ちびらーしー。
そしてそれをパクって作ったのが
とうめよしあき版の落款
赤い下地とかハンコとかをああしてこうして…
さすがにサインは下手でも本人の自筆だろうなと思い。下手ながら自分で書きました。
簡単ぐぁーに作ろうと思いましたが
やはりやり始めるとテーゲーには出来ないという感じでやたら時間かかってしまいました。
もちろん本番には間に合ってますが。
次は着物をまた作ろうかなあ
韓国で生地を買ってきたのでそれで。



















