民謡の花束を卒業

ラジオ沖縄開局以来続くという超長寿番組、民謡の花束。
長らく番組を担当させていただいていましたが、このたび番組担当を卒業する事に相成りました。
計算すると七年と三ヶ月程やっていたという事になる様です。
土曜日のワイド枠が長かった事もあり、あちこちのイベント等にお出かけ放送として行く事も出来ました。
本島内各地だけでなく、粟国島やヤマトゥは福岡県にも行きました。
ほぼ毎年だった宜野湾のはごろも祭りでは、組踊・銘苅子をパクった「当銘刈子」のシリーズを作ったのも楽しい思い出です。
ウチナーグチの普及促進をしたいという思いから、普段のトークやら、あれこれとコーナーも試行錯誤してきましたが、果たして効果はあったのかどうか…?
そのお陰もあり、台本書きというか、物書き的な能力もある程度身につける事が出来まして、それをもとに舞台作品にも挑戦する事が出来ました。
作詞にも挑戦して、「遊びでぃきらさ’z」という名前でいろんな歌も作りました。これまた作曲も色々な方々にご協力いただいて、いい歌、楽しい歌がたくさん出来ました。
これからもウチナー芝居やらの舞台にはじぇったい登場していきますので、ご期待いただきたいと思います。
これまでメールやらハガキやら手紙やらファクスやら電話やらでメッセージやリクエストをいただいた皆さん、お出かけ放送に来ていただいた皆さん、ゲストに出ていただいた方々、そしてスタッフの方々、たくさんの人にお世話になりました。
いっぺー、いっぺー、にふぇーでーびる! ありがとうございました。
ちなみにワタクシは3月25日水曜日の放送がラストになります。同じように木曜、金曜もという感じ。
そして新しい民謡の花束は3月30日月曜日からスタート。毎週月曜日 夜7時から8時の放送で、山川まゆみさんが担当します。新しい時間帯、新しいパーソナリティでさらにパワーアップした番組になると思います。今後ともユタシクうにげーさびら!

とどけ!島々の唄

とどけ!島々の唄
2015年3月17日 火曜日 14時
浦添市 てだこ小ホール
第1部:シンポジウム
第2部:民謡の共演
入場無料
戦後、沖縄県民の心の支えとなってきた民謡は、様々な広がりを見せ、多くのベテランや若手の唄者が活躍している。“沖縄の民謡”の今を背景に民謡のこれからを考えます。

第1部:シンポジウム「民謡の未来を考える」
伝統を受け継ぎながらも、新しい世界を開拓している方々にそれぞれの立場から、”沖縄の民謡”の現状と将来に向けての課題などを楽屋裏の話題なども交えながらお話ししていただきます。
パネリスト:ビセカツ(備瀬善勝)/知名定男/大工哲弘/よなは徹
コーディネーター:当銘由亮
第2部:民謡の共演「耳薬」
市町村文化協会の民謡部会の協力により、沖縄本島各地から10団体が集まる。地域で活動している民謡の唄者たちが共演。
進行:当銘由亮・伊良波さゆき

奥山の牡丹

歌劇「奥山の牡丹」
2015年3月14(土)・15(日)
14時
国立劇場おきなわ 大劇場
入場料/一般:3,600円(全席指定)

沖縄三大悲歌劇として人気の高い名作歌劇「奥山の牡丹」(作・伊良波尹吉)を全編上演いたします。演出には、県指定無形文化財「琉球歌劇」技能保持者で、作者・伊良波尹吉氏の娘にあたる伊良波冴子氏をお迎えし、出演は成長著しい若手を中心に配し、沖縄芝居界の重鎮が脇を固めます。
この作品は、大正三年、中座で初演されたもので、封建時代の名門の士族と門付芸人の娘の恋とその子二代にわたる長編の悲劇です。どうぞご堪能下さい。
−演目−
沖縄芝居 「奥山の牡丹(おくやまのぼたん)」
【作】 伊良波尹吉  【演出】伊良波冴子
【あらすじ】
沖縄三大悲歌劇の一つです。首里の士族・三良と勢頭の娘・チラーが恋に落ち、男の子が生まれますが、身分の違いから結婚することは出来ず、チラーはこっそり身を隠します。やがて成長した息子は、自分を生んでくれた母を求める旅に出て奥山を訪ねるが…。

【配役】
勢頭の娘・チラー/花岡尚子
平良の三良/東江裕吉
三良の母/真栄田文子
三良の父/平良進
妾/赤嶺啓子
総聞/石川直也
山戸/金城真次
高良の父/当銘由亮
高良の娘・真玉津/祖慶しのぶ
乳母/瀬名波孝子
京太郎/川満香多・上原崇弘
馬舞者/高宮城実人・宇座仁一
郎党/岸本隼人・砂川政秀
神/神谷三千代
勢頭の頭/仲嶺眞永

新カテゴリ

突然ですが、このブログの中に新しい記事カテゴリというのを作成しました。
名付けて「野村流古典音楽協会な日々」です。
私が所属しているさんしんの古典音楽の団体です。
うまーくバクロ話や内部告発的な発信が出来ればいいと思っています。
ちなみに野村流音楽協会の公式サイトはこちら