玉津の恋 終演

りっかりっかフェスタ参加作品、玉津の恋、無事終演です。

4日間で5ステージでしたが、お陰様で連日大入り、客席とステージ一体となり盛り上がりましました。

組踊の特徴としてよく、唱え、音楽、踊りというのが挙げられますが、それがいずれも現代、というか現在のものに置き換えたり、そのまま残したり、絶妙なバランスで組み立てられた、まさに新しい組踊になったのではないかと思います。

西洋楽器の音楽、ダンス、日本語のセリフなど、ただ混ぜるだけではなくうまくミックして効果的に使われたと思います。

自由恋愛と社会規範や権力との対立といったものが描かれる中で、権力側に立つ男の役を演じましたが、我ながら(と言っても台本でそうなってる)イイやつだな、と思います。
解釈もいろいろあるかと思いますが、難局を切り抜ける能力は武士として、政に関わるものとして最高の人物ではないかと思います。

リアルでも現れてくれんかな…