ひとり三役の宜湾親方

ちまたで話題の蓬莱と被ってしまった4月の琉球講談の会@ゆかるひ、とりあえず無事公演終了です。
今回はおなじみの「宜湾親方」と新作の「さらばウチナーグチ」の二本立て。
おなじみの宜湾親方ではありますが、今回は独演ということで、うたさんしんも自分でやりました。
そもそも、この講談をやるきっかけとして、一人でしゃべって歌ってやってみたら?と、野村流の先生に音源を頂いたところから始まったもので、ひとつの区切りにとしてやってみようと思いました。
しかし、感情を入れた語りのテンションから、すぐ独唱に入るというのもなかなか大変なものだなと。
やはりうたさんしんは語りと別でやったほうがいいなと。
語りも歌も、両方中途半端な感じになってしまったかなという気もします。
またやるかどうかは分かりませんが、さんしん独唱はもう少し勉強した方がいいなとは思いました。
ひとり三役というのは、オリジナルの音源では、
口演 平良良勝
さんしん 幸地亀千代
箏 幸地ナヘ
という配役。
これを今回は、語りとうたさんしん、そして語りのBGMで流れるさんしんでの下千鳥と、箏での瀧落しも自分で弾いて録音したものを使いました。
なので三役、ということです。
さらばウチナーグチは、現状のしまくとぅば普及の動きに対しての不満とか矛盾の指摘とかを講談に仕立てたものです。
アンケートを見ても、それなりに共感を得られたのではないかと思います。
それにしても、もう少しマトモな普及活動出来んものかと思います。特に行政に対しては。
ゆかるひでは今後もひとり講談シリーズを続けるつもりです。
次回は6/17土曜日を予定しています。多分同じく3時からになると思います。
よろしくお願いします!