国立劇場おきなわ
沖縄芝居公演
喜劇「米を作る家」・「こわれた南蛮甕」((こめをつくるいえ)・(こわれたなんばんがめ))
日時
公演日:2017/2/4 (土)・5(日)
開演時間:14:00
終演時間:16:15
国立劇場おきなわ大劇場
入場料 3,600円
公演内容
沖縄芝居界を牽引してきた名優、大宜見小太郎作の「米を作る家」と真喜志康忠作の「こわれた南蛮甕」を国立劇場おきなわで初上演します。「米をつくる家」は東門の主の娘・春子と比嘉小の主の次男三郎の結婚を巡るドタバタ劇。「こわれた南蛮甕」は村巡りをしていた地頭代が一目惚れをした娘の家に忍び込み、その家の南蛮甕を壊したことから始まる犯人捜しの大騒動。名作喜劇の豪華二本立てをどうぞお楽しみください。
−演目−
【第一部】喜劇「米を作る家」
作 /大宜見小太郎
監修/八木政男
演出/高宮城実人
(あらすじ)
時は昭和の初め頃、北谷のとある村。東門の主の一人娘の春子と比嘉小の主の次男三郎は、主たちが許した恋仲であり、近々結婚を楽しみにしていた。ところが、最近になって、比嘉小の主の考えが少し変わってきた。本土に行ったまま行方知らずになっている長男太郎の妻ツル子と次男の三郎を夫婦にさせようと言い出し、騒動が巻き起こる。
[配役]
東門の主 仲嶺眞永
比嘉小の主 宇座仁一
妻モーサー 座喜味米子
長男太郎 当銘由亮
嫁ツル子 平良芽美
次男三郎 玉城匠
春子 知念亜希
木の下の主 髙宮城実人
【第二部】喜劇「こわれた南蛮甕」
作/真喜志康忠 演出/金城真次
(あらすじ)
とある村の地頭代の家に役人が訪れ、地頭代は対応にあたふた。そんな中、事件が起きたとハーメーが娘のチラー小や村人達を引き連れ、血相変えてやって来た。地頭代は忙しいことを理由に追い返そうとするが、役人から村人の相談に乗るようにと諭される。話を聞くと、チラー小の家に男が忍び込んだと言う。男は逃げる際、大切にしていた南蛮甕を割って逃げたのでハーメーは大激怒。地頭代に犯人を捜して欲しいと訴える。果たして、チラー小の家に忍び込みハーメーの大切な南蛮甕を割った犯人はいかに・・・
[配役]
地頭代主 平良進
地頭代主の妻 玉城千枝
役人 髙宮城実人
村頭 新垣正弘
亀謝 東江裕吉
チラー小 儀間佳和子
ハーメー 玉城靜江
ヤマー 玉城匠
蒲太 上原崇弘
ウサ小 伊禮門綾
二才 上原信次