奥山の牡丹

歌劇「奥山の牡丹」
2015年3月14(土)・15(日)
14時
国立劇場おきなわ 大劇場
入場料/一般:3,600円(全席指定)

沖縄三大悲歌劇として人気の高い名作歌劇「奥山の牡丹」(作・伊良波尹吉)を全編上演いたします。演出には、県指定無形文化財「琉球歌劇」技能保持者で、作者・伊良波尹吉氏の娘にあたる伊良波冴子氏をお迎えし、出演は成長著しい若手を中心に配し、沖縄芝居界の重鎮が脇を固めます。
この作品は、大正三年、中座で初演されたもので、封建時代の名門の士族と門付芸人の娘の恋とその子二代にわたる長編の悲劇です。どうぞご堪能下さい。
−演目−
沖縄芝居 「奥山の牡丹(おくやまのぼたん)」
【作】 伊良波尹吉  【演出】伊良波冴子
【あらすじ】
沖縄三大悲歌劇の一つです。首里の士族・三良と勢頭の娘・チラーが恋に落ち、男の子が生まれますが、身分の違いから結婚することは出来ず、チラーはこっそり身を隠します。やがて成長した息子は、自分を生んでくれた母を求める旅に出て奥山を訪ねるが…。

【配役】
勢頭の娘・チラー/花岡尚子
平良の三良/東江裕吉
三良の母/真栄田文子
三良の父/平良進
妾/赤嶺啓子
総聞/石川直也
山戸/金城真次
高良の父/当銘由亮
高良の娘・真玉津/祖慶しのぶ
乳母/瀬名波孝子
京太郎/川満香多・上原崇弘
馬舞者/高宮城実人・宇座仁一
郎党/岸本隼人・砂川政秀
神/神谷三千代
勢頭の頭/仲嶺眞永