ハチマチ製作

ハチマチを作ってみました。
「ハチマチって何だ?」という方は検索してみてください。
恐らく「ハチマキ」がたくさんヒットすると思います。
古典音楽の地謡とか、かぎやで風の舞踊の人がかぶっている帽子みたいなものですね。
琉球王朝時代には正装として、階級によって色が決まっていたそうです。
現在の舞台用としては黄色(金色)が圧倒的に多いと思います。
これを今度の新作の芝居で使うという事で、そういった決まりにとらわれず”色”を打ち出して行こうという事で青いハチマチを作る事に。何となくその役目もワタクシに回ってきました。
そもそもこれを作った事が無いのでとりあえず検索。
「ハチマチ 作り方」と入れると「鉢巻きの作り方」がヒットするというわけです。余談ですが。
ということで自分のハチマチを見本にして何となく材料を集めてチマチマ作ってみました。

と、こんな感じ。散らかってますが。奥が見本のハチマチ。
この色って、既製品のハチマチには無いんですよね。
海をテーマにした芝居なので、海の青です。
どうせ一回きりの舞台だし(再演があれば別だが)何となくそれっぽく作ればいいかと思い、裏地というか内側は特に考えていませんでしたが。
「チンランに!」という声もあり、どうせなら何か付けるかということで…

ちょっとカワイイ感じの裏地を付けてみました。
裏地のテーマは「海の泡」。
まあこれも既製品には無いと思います。
とりあえず何となく作りましたが、せっかくなのでより見本に近い形でというか、遊び心というかで
サインを入れようという事に。
調べてみたら「落款」というんですね。はんこも押して「落款印」というそうです。
見本にはあの島袋光史先生のものと思われる落款が。

ん〜、んぶらーしーですねえ。
ハンコで「光史」、そしておそらくご自身の筆で「光史 作」。ちびらーしー。
そしてそれをパクって作ったのが
とうめよしあき版の落款

赤い下地とかハンコとかをああしてこうして…
さすがにサインは下手でも本人の自筆だろうなと思い。下手ながら自分で書きました。

簡単ぐぁーに作ろうと思いましたが
やはりやり始めるとテーゲーには出来ないという感じでやたら時間かかってしまいました。
もちろん本番には間に合ってますが。
次は着物をまた作ろうかなあ
韓国で生地を買ってきたのでそれで。