母の日公演終了!

ご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
長い一日で、嬉しい事、感動した事、色々ありすぎて何を書いていいかよく分かりません・・・。
朝公演、昼公演と出番は少なめですが、太鼓やばんをカチミていてず〜っと芝居を見ていると色々と考えさせられる事が・・・
自分に置き換えて演じたり観たりする事が多いので、ウチアタイというかなんと言うか・・・
他の役者の皆さんはそんな事無いですかね?自分だけがこじつけ上手・・・?
客席からは主人公への応援や拍手、悪役へのヤジも飛んでウチナー芝居らしく盛り上がりました。
そして昼公演終了後は石川まで行って劇団うないを観に行きました。
結構強行軍?とか思いながらも・・・
そしたら面白い事に、伊良波のメンバーもほとんどが来ていたんですねえ・・・
特に決めた訳でもないのですが、なんとなくみんなナーメーメーで来てしまっていたようです。
うないの芝居も良かったです。
女性だけの劇団ということで、フツーに40代のおじさんとしても楽しめました。
芝居のストーリーもこれまたウチアタイすると同時に、元気ももらえた感じです。
うりにっしん、子どもの言葉、台詞って鋭いなあという印象。
フツーに映画やドラマでもよくあるし、ひょっとするとリアル社会でも起こりうる事で、
この芝居では若衆役ということになりますが、純粋でまっすぐな気持ちから出る言葉は、大人たちのヤッケーな事情を簡単にスパーッとたっ切ってしまう・・・
好きな人が居るのに、大人の事情で他の人と結婚するという姉ちゃんに対してぶつける台詞でした。
「岩をも通す」、「巌も通す」どっちかな?
とにかく信念があれば、ぬーやてぃんないん。ということらしいです。
それにしても
「ウチナー芝居って本当に素晴らしいですねえ」
という映画番組のような気持ちになりました。
方言が分からんとかいう若い方々とかは楽しめなくて残念だなと。
沖縄に生まれ育って、地元にこんなに素晴らしい芸能があるのに観ないっつーのはもったいないんだけどねえ。
ファンの多いお年寄り層とかにだけでも、もっともっと楽しんでもらえるような事を考えないといかんのだが・・・
ウチナー芝居のチケット代とか、移動のタクシー代とかを介護保険の対象にするとか、何かできんもんかねえ・・・。
出演された皆さん、劇場に観に来てくれた皆さん、母ちゃん孝行した皆さん、お疲れさまでした。