演劇「カデナ」
池澤夏樹の小説「カデナ」初の舞台化
2025年6月22日〜28日
ひめゆりピースホール
作/池澤夏樹
脚本/五戸真里枝
演出/藤井ごう
コザ暴動の夜、 街で燃え盛る炎を見て、 フリーダはかつて見た炎を思い出していた。
1968年11月、嘉手納基地でおきたB52の墜落事故。 それは、B52の操縦士でフリーダの恋人だった パトリック・ビーハンの命を燃やした炎だった一
原作:池澤夏樹 脚色:五戸真理枝 演出:藤井ごう
《出演》
花城清長
須田真魚(トビラボ)
当銘由亮
外間結香
枝元萌(地球儀)
久米俊輔(文学座)
《演奏》
寺田英一
チアキ(しゃかり)
伊波はづき
音楽・・・・・ ・・・・・寺田英一
舞台美術/衣裳デザイン・・乘峯雅寛
音響プラン・・・ ・・・・近藤達史
照明プラン・・・ ・・・・鷲崎淳一郎
振付・・・・・ ・・・・・知花小百合
演出助手・・・・ ・・・・平岩彩花
舞台監督・・・・・・・ ・猪股孝之
イラスト・・ ・・・伊波二郎
宣伝デザイン・・ ・小田善久
企画・制作・・・・・下山久
大城安恵
制作・・・・ ・・・ 友利奈緒子
比嘉千賀子
日時 |
2025年6月 22日(日) 18:00 23日(月) 14:00/19:00 24日(火) 14:00 25日(水) 14:00 26日(木) 14:00/19:00 27日(金) 14:00/19:00 28日(土) 14:00
*開場:開演30分前
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会場 |
ひめゆりピースホール(那覇市安里388-1 栄町市場南口から入ってつきあたりです) ※駐車場がございませんので、お近くのコインパーキングまたは公共交通機関のご利用をお願いいたします ※エレベーターがないため、階段からのご案内となります。
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チケット |
(全席自由席) 大人 ・・3500円 ペア(同一公演2枚入) ・・6200円 U30(30歳以下) ・・2500円 U18(18歳以下) ・・1500円 ハンディキャップ (事前に必ずお電話にてお問合せ、ご予約ください) ・・2700円 ACOフレンド ・・2800円
※未就学児入場不可 ※当日大人券3,800円、当日ペア券6,800円、他券種は前売当日同一料金 (満席の場合は、当日券の販売はございませんのでご了承ください) ※リピーター割引あり(『カデナ』公演を2回以上観劇の方対象)ACO沖縄へお問合せください |
「カタブイ、2025」【沖縄公演】
作・演出:内藤裕子
出演:升毅、佐藤直子、当銘由亮、古謝渚
宮城はるの他
2025年11月2日~8日
ひめゆりピースホール
内藤裕子「カタブイシリーズ」第3作目新作書下ろし作
内藤裕子による「カタブイシリーズ」の第3作目「カタブイ、2025」が新作書下ろしで発表されます。この作品は、沖縄が本土復帰を果たした「カタブイ、1972」と、アメリカ兵による少女墨行事件が起こった「カタブイ、1995」に続く3部作の最終版です。前作同様、エーシーオー沖縄との共同制作作品であり、評価が非常に高いシリーズです。「1972」では内藤裕子が第26回鶴屋南北賞を受賞し、「1995」では読売演劇大賞の中間選考会で作品賞・演出家賞に内藤裕子が、女優賞に宮城はるのがノミネートされました。
今作には、前作出演者の宮城はるのをはじめ、沖縄の俳優陣3人が脇を固めます。沖縄の若者は「1972年」に何が起こったのかをあまり知らず、この問題は沖縄に留まらず日本全体の問題であることを繰り返し認知させたいという意図があります。本作は、戦後80年の節目の年でもある今の沖縄を描きます。日本の敗戦から80年経ったが、不平等な安全保障条約と地位協定は改善されずにそのままになっています。沖縄には多くの基地があり続けており、さらに増えようとしています。
この問題提起を促し、不条理から立ち上がる家族を描き、希望を繋ぐというテーマが掲げられています。沖縄の問題は遠くの土砂降りではないかと、本土から見た視点も問い直されます。弱い人たちに苦しみを押し付け、見ないふりをいつまで続けているのか。この作品は、沖縄の現状を描きながらも、未来への希望を繋ぐメッセージを伝えることが期待されています。
- 「カタブイ、2025」【東京公演】
作・演出:内藤裕子
出演:升毅、佐藤直子、当銘由亮、古謝渚
宮城はるの他
共催:紀伊國屋謇店
2025年11月28日(金)~12月7日(日)
紀伊國屋ホール10回予定
内藤裕子「カタブイシリーズ」第3作目新作書下ろし作
内藤裕子による「カタブイシリーズ」の第3作目「カタブイ、2025」が新作書下ろしで発表されます。この作品は、沖縄が本土復帰を果たした「カタブイ、1972」と、アメリカ兵による少女墨行事件が起こった「カタブイ、1995」に続く3部作の最終版です。前作同様、エーシーオー沖縄との共同制作作品であり、評価が非常に高いシリーズです。「1972」では内藤裕子が第26回鶴屋南北賞を受賞し、「1995」では読売演劇大賞の中間選考会で作品賞・演出家賞に内藤裕子が、女優賞に宮城はるのがノミネートされました。
今作には、前作出演者の宮城はるのをはじめ、沖縄の俳優陣3人が脇を固めます。沖縄の若者は「1972年」に何が起こったのかをあまり知らず、この問題は沖縄に留まらず日本全体の問題であることを繰り返し認知させたいという意図があります。本作は、戦後80年の節目の年でもある今の沖縄を描きます。日本の敗戦から80年経ったが、不平等な安全保障条約と地位協定は改善されずにそのままになっています。沖縄には多くの基地があり続けており、さらに増えようとしています。
この問題提起を促し、不条理から立ち上がる家族を描き、希望を繋ぐというテーマが掲げられています。沖縄の問題は遠くの土砂降りではないかと、本土から見た視点も問い直されます。弱い人たちに苦しみを押し付け、見ないふりをいつまで続けているのか。この作品は、沖縄の現状を描きながらも、未来への希望を繋ぐメッセージを伝えることが期待されています。