ゴーヤを撲滅しないで!

「ゴーヤー」
ノーマルでは自分も親も地域の人も大体そう呼んでました。
「ヤー」と伸ばす言い方ですね。
ヤマトゥでのウチナーブームに乗ってかなんか、全国版の番組やCMでもよく登場するようになってきました。
広がるのはいい事ですが、同時に「乱れ」というものがつきまとう訳で・・・
乱れと言わずに、「揺れ」というのが正しいのか・・・?
この辺りは芸能なんかでも似てますがね。
で、そのヤマトゥンチュの方々が「ゴーヤ」と伸ばさずに言うのが気になる、腹が立つ、憤る、撲滅したい、などなどの反応がウチナーンチュの方々から巻き起こっているようです。
全国版では前は「ニガウリ」とヤマトゥグチを使っていたと思うんですが・・・
ここで注意しておきたいのが、県内でも元々「ゴーヤ」と伸ばさない言い方をする地域があるという事です。
ラジオでもひっちーひっちー言ってる事ですが・・・
沖縄県庁のHPによると
沖縄本島 ゴーヤー
宮古 ゴーリャ
八重山 ゴーヤ
とあるようです。
八重山も広い訳でして、石垣島だけで見てもゴーヤの所も、ゴーヤーの所もあるようです。
ただ、チョー少ないサンプルで申し訳ないのですが、
石垣島出身の方で、「地元ではゴーヤだったが、那覇に来てからみんなに合わせてゴーヤーと呼んでいる」という例があります。
少数派ではあるが、昔からゴーヤと呼んでいた地域があるという事は大事だと思います。
ヤマトゥンチュの方々がこの地域を意識してゴーヤと呼んでいるとは考えにくいのですが、これはどうしたもんでしょうかね?
撲滅運動とかまでは行き過ぎなんじゃないかと思うのですよ、マイノリティを駆逐するみたいで・・・
八重山のゴーヤ地域の方々の意見を探す事ができないのでアレですが、みんなが納得できる落としどころってないもんでしょうかねえ?
ゴーヤ撲滅運動ではなく、ニガウリ推進運動とかどうでしょうか。
沖縄が混乱するので、元の標準語(共通語?)の呼び方に戻させる。とか。
コーラみたいに、ヤマトゥでは表記どおりにコーラ、ウチナーではコーラー。
コーラと書いてコーラーと読む。みたいな。
しかしこれは表記と読みとが変わるのでちょっと微妙な感じもします。
県内ではもちろん、ゴーヤよりもゴーヤーの方が圧倒的に多数派だと思います。
確かに自分も、前はヤマトゥンチュのゴーヤの呼び方に違和感を感じて腹を立てていました。
しかし八重山のゴーヤ地域の存在を知ってからは、違和感は感じつつも腹は立てられんなあ、みたいな・・・。
ゴーヤにヒートアップするウチナーンチュが八重山ゴーヤ地域の存在をどれだけ知っているのかな?
見ていて「まあまあまあ・・・」という感じがしています。
ヤマトゥンチュをヤマトンチュ(トゥとトの違い)と呼んで「ゴーヤ撲滅!』なんてのは、浅いよなあという印象。
まだ「ナイチャー」の方がましかと。
自分は「ナイチャー」は嫌いなので使いませんが。
やはり若干の蔑視したニュアンスを感じるので。ケンカする時は使うかも。
特にヤマトゥンチュの方に「私はナイチャーなので・・・」と言われると、
「あんたがナイチャーなら俺はガイチャーかよ」って感じが・・・
もちろん本人はそんなつもりはないのでしょうが。
ウチナーンチュ同士なら「あれはナイチャーだからよ・・・」もアリかと。
でも今、周りにヤマトゥンチュも多いさーねー。
気づかずにヤマトゥンチュの前で「ナイチャー」を使うなんてこともあったり。
相手も気にしてないのかも知らんけど、自分でアファーなるからヤマトゥンチュに統一してます。
蔑視した言い方をその対象の人の前で使うわけだからねえ・・・
しかし俺も謙虚だな。
ウチナーグチの細かいニュアンスも知らずに、ブームだから、数字になるから、金になるからって軽薄にウチナーグチを使うヤマトゥのマスコミや制作会社に腹を立てつつも、蔑視したニュアンスがあるからナイチャーとは言わずにヤマトゥンチュと呼ぶ・・・。
ああ、終わらない・・・。

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