『宜湾親方』を講談から芝居へ

3月31日の『琉球と三線』公演のなかで上演された『宜湾親方』。
これまでの琉球講談から、芝居仕立てにしての初めての舞台でしたが、その様子が琉球新報に掲載されていました。

ついでに、この芝居を動画ギャラリーでも紹介しています。
動画ギャラリー

まるまる40分あります。お時間のある方は、ご覧になってみてください。

新報に掲載

先日行われましたバレンタイン琉球講談の会、公演の様子が琉球新報に掲載されました。

こういう写真を見てると、自分も演奏側でやりたいなとも思います。
着物じゃないカッコウとかで、さんしん構えてるとか。
パラシュートでも背負わんとかな?TOKIOみたいに

琉球新報に掲載

火曜日の琉球新報に載ってます。
2/7の Happy Valentine 琉球講談と音楽の会。

芝居ではなく語りと音楽の舞台です。
バレンタインにちなんだ物語を二作品とUMINAIの三人による琉球古典音楽の演奏もあります。
ウチナーグチのセリフに、情景描写やナレーションを日本語で。琉球古典音楽やウチナーグチ入門編として、日本語が分かれば充分楽しめます。
是非ご来場を!

新報に掲載

昨日、1月20日の琉球新報に掲載されました。

いしなぐの会の三人で前にやった「与那原ぬ浜」も講談形式で再演。
「懐かしいな〜」と思いつつ稽古してます。
この「与那原ぬ浜」は史劇「護佐丸と阿麻和利」からの抜粋で、尚泰久、護佐丸、阿麻和利という三つの力関係の微妙なバランスが働いていた時代。阿麻和利が尚泰久に「護佐丸に謀反の恐れあり」というウソの密告をしにいこうという場面です。尚泰久を騙して護佐丸を討ち取ろうという策略ですが、果たしてどうなるか…。というもの。
護佐丸といえば、読谷の座喜味城から中城城。
阿麻和利は勝連城。
そして琉球国王である尚泰久はもちろん首里城。
地謡も含めて今回の出演者は与勝から二人、読谷から二人と北中城から一人、この辺りは阿麻和利VS護佐丸的な布陣。
そして私は沖縄市というかもともとの越来間切。そうです、尚泰久が首里に行く前にいた越来城のある所です。
ということで裏メニュー的には、護佐丸側、阿麻和利側、そして尚泰久側の三つ巴の出演者でお届けする「琉球芸能新春特別公演」、どうぞ宜しくお願いします。
本番は23日の土曜日。
天気予報によると寒くなりそうです。
暖かい格好でお越し下さい。

新聞記事

ちょっと前になりますが
九月に行われた「琉球講談と音楽の会」の公演の様子が琉球新報に掲載されていました。
開催されたのは大分まえで、掲載されたのはその少し後、
ワタクシのブログでの紹介が遅れたという事です。

天下の「全島エイサー」と同じ日にぶつけてしまい、しかも会場もすぐ近くという厳しい条件。
エイサー祭りに向かう人々の波を横目に準備をするという状況でした。
そんな中でも多くの方にご来場いただき、なんとか「お客さんより出演者が多い」ということは避けられました。
主催者発表で100名。という事にしておきましょうか。
次回はまた12月後半に開催する予定です。
年末のお忙しい時期ではありますが、ご来場いただきたいと思います。
よろしくお願いします。

前回の宜湾親方

「宜湾親方」は以前に、野村流音楽協会のかりゆし芸能公演でも上演しました。
その時の琉球新報の記事です。写真から雰囲気がなんとなく伝わるでしょうか。
今回は歌三線に恩納裕さんをお迎えしています。伊禮彰宏さんの歌も良かったですが、歌い手が変わるとまた味わいが変わる。「古典音楽って本当にいいもんですね」という映画評論家みたいなことを感じつつ稽古をしています。

9/6 琉球講談と音楽の会
沖縄市立芸能館
くわしくはこちら

箏曲新人部門に合格!

ご報告です。
ワタクシこのたび、琉球新報社 第49回 琉球古典芸能コンクール 箏曲 新人部門に合格いたしました。
さんしんでも何でもそうですが、コンクールはやはり緊張するもんです。
綱渡り状態というか、あちこちガチャガチャもしましたが、
三段・江戸菅撹と船頭節をなんとか弾き通しました。



まだ課題曲ぐらいしか弾けませんが、そのうちヌーンキん弾けるように頑張りたいと思います。

気になったウチナーグチの表記

ウチナーグチ、しまうとぅばの普及運動的なことが盛んに行われているようです。
小学校に副読本を作って配る、なんてこともあるようですが、読み物系は前から大反対してます。
表記がでたらめなものが多く、読み物で目から入るより、音声として耳から入る方が絶対に正しく伝わると思うからです。
ラジオなんかはそういう意味では音、音声だけが頼りなのでラジオ番組の中でウチナーグチを使うことは重要だと思っています。
媒体として、紙を使う新聞などは「じゃあやるな!」というわけにも行きません。
やるとしたら文字、表記というのは”命”じゃ無いかと思います。
そんな中で見つけた記事。

同じコザの先輩でもある方のインタビューが載っていました。
この中で「ハワイどぅ」という言葉がありました。見出しにも大きく出ています。
記事の内容などは読んでいただきたいと居ますが、この「ハワイどぅ」の言葉の意味が分かりませんでした。
いろんな方にご協力いただいて行き着いたのが「どぅ」ではなく「どー」はたは「どお」「どう」じゃないか?ということでした。
「どぅ」と書いて「どー/どお/どう」とストレートに読める方も居るようです。
しかし「どぅ」は「どぅ」としての伸ばさない音があります。
有名な「命どぅ宝」などに出てくる「どぅ」です。
記事を書いた人が「どー」という音を表現したくてこの「どぅ」という表記をしたのではないかと思われます。
(もしそうでなければまた意味不明…)
「命どぅ宝」の「どぅ」は「○○こそ」「○○ぞ」とかの強調の意味があります。音は伸ばしません。言葉の間に入るので、「どぅ」の後にも何か言葉が続くのが普通です。
「命どぅ宝」命こそ宝、という意味ですね。
「どー/どお/どう」は「○○だよ」「○○よ」の意味です。後ろに言葉はつきません。
「かなさんどー」「まーさんどー」「あちさんどー」とかですね。
「かなさんどー」好きだよ、愛しているよ、愛おしく思っているよ、みたいな。
「まーさんどー」美味しいよー。「あちさんどー」暑いよー、熱いよー、ですね。
このブログでもひっちーひっちー言ってますが、伸ばす表記を小さい母音で書くのは止めましょう。誤読の元です。
私的なメールだとか、女子高生の作文じゃないんだから…という感じもします。
もちろん個人的なメールなんかの文章は自由でいいと思います。でも台本だとかこういう記事なんかは正しく音を伝える意味があると思うので表記には気をつけた方がいいです。
ウチナーグチの表記については沖縄語普及協議会の規定が鉄板だと思います。
天下の新聞社がこんな表記してるようじゃ、なんだかなあ…
というゴーグチでした。